これまでの状況を把握する為前管理者の不動産業者へ連
絡したが担当者不在との応答が数回あったのち、1週間程
経ってからお話ができたが、収穫はなかった。以下概要
①資料は一切なし(竣工図・規約原本・印鑑等)
②調査したが不明な居住者がほとんど
③不動産業でないブローカーが売った住戸があるようだ
④全くお力にはなれないと思う
10月30日
再度相談者宅へ訪問させていただいた。各住戸へ投函配布
する形のアンケート用紙を用意した。氏名・連絡先・居住
形態・意見欄(マンション管理をしなければならない事
にどう思うかというような簡易な質問)を記載した用紙
である。相談者住戸のポストを収集場所とする許可を頂
いて各住戸ポストへ投函した。遠隔地には出向かなけれ
ばならないかな?と不安がよぎった。(コロナ渦で)
11月10日
当日勤務場所の関係で諏訪方面の法務局にて、地籍図・
全部事項証明書を入手した。早速現在手元にある居住者
名簿と所有者名を照合して内容を確認し、併せて持ち分
から住戸番号を推測して改めて住戸別名簿を作成する。
ここで作成した名簿は完成されたものだった。又、遠隔
地におられる区分所有者の住所が判明した為、慎重に扱
わなければならず、ある種の緊張感が生まれたが、その
旨をお伝えしたうえで、
11月11日
コピーを相談者へお渡しする。再度訪問させていただき
これら内容にある氏名等から、過去の記憶の中の事柄を
お聞きする。様々な内容があり、メモ化するが詳細はこ
こでは記述できない。それらを名簿に手書きしていく。
11月19日
上記詳細内容付名簿をデータベース化して資料とする。
再度その内容に基づいてお話を聞く。現状お住まいされ
ている住戸へは相談者が直接訪問して頂くことにした。
在宅していそうな時間帯に、不定期に訪問していただく
そして私は遠隔地の区分所有者をあたることとした。
同市内が数名・近隣市内が数名・中南信・東京都内・
又、区分所有者が高齢の為近親者への連絡が必要である
方々が数名。その方々へ訪問と電話連絡を実施する事と
なった。この日、手始めとばかり近隣市内で販売業をさ
れている方へ電話し、お話をさせて頂いたが、関係ない
の一点張りで終了した。前途多難である事だけが確認で
きた。時間がかかると思ったので、3週後に報告に伺う
事を告げてその日はおいとました。
次回に続く